乃木神社 (下関市)
ナビゲーションに移動
検索に移動
| 50px | Wikipediaに「乃木神社 (下関市)」の項目があります。 |
乃木神社（のぎじんじゃ）とは、山口県下関市に存在する神社である。
概要[編集 | ソースを編集]
- 忌宮神社のすぐ北にある神社。
- 祭神は日露戦争で指揮を執った乃木希典とその妻・乃木静子。
- 希典は日露戦争で自分の息子2人を失い、さらに多くの若い命を散らせたことから、後年にその責任に悩まされて明治天皇に自死する許しを願ったが許されなかった。明治45年（1912年）7月に明治天皇が崩御した後、大正元年（1912年）9月13日の明治天皇大葬の日に夫妻は殉死した。当時、その殉死は多くの人に衝撃を与えた。
- 死後、乃木を祀る神社が各地に建立されたが、この下関市にある乃木神社は、かつて少年時代の希典が過ごした旧宅跡である。社殿は台湾阿里山の檜材を用いたごく簡素なもので、現在は旧宅のうち、30平方メートルほどが復元されて乃木記念館（のぎきねんかん）と名付けられている。この記念館には乃木の少年時代の木像や両親の木像、乃木愛用の調度品、夫妻の遺品、その他多くの関係資料が展示されている。